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若手起業家約2,000人が社会課題解決の事業アイデア競う

(エチオピア)

アディスアベバ発

2019年08月28日

エチオピアの若者が、技術で社会課題を解決する事業アイデアを競うコンテスト「Solve IT 2019」(注)の決勝戦が8月14~17日、アディスアベバで開催された。全国から18~28歳の若者2,040人が参加し、地方予選を勝ち抜いた63組、112人が決勝戦に臨んだ。

写真 多くの若者が集まった会場風景(ジェトロ撮影)

多くの若者が集まった会場風景(ジェトロ撮影)

参加者のビジネスアイデアは、メンタルヘルスに特化したSNS、警察官ロボット、スマートハウスなど多岐にわたった。国産の補聴器を販売するアイデアを提案した参加者は「(コンテストを主催した)日本や米国にビジネスモデルを提案できる良い機会だ。ビジネスに積極的な同世代との交流も貴重だ」と満足感を示した。

審査員は、アディスアベバ市内でオンライン料理配達サービスを提供するデリバー・アディス(2018年3月26日記事参照)などのエチオピア企業に加え、日本からも起業家支援会社サムライインキュベートアフリカと、エチオピアでオフショア開発事業を手掛けるGAX(ギャックス)が務めた。国内で手に入る部品で3Dプリンターを製造して、安価に提供するアイデアを提案したHM³ 3D printerが優勝し、2位はプラスチックごみから燃料を生成する技術を披露したECO-FRIENDRY FUEL OIL、3位は妊産婦向けの子宮頻収縮に係る、分娩(ぶんべん)監視装置システムのアイデアを提供したYEGNAだった。優勝者は賞金10万ブル(約36万円、1ブル=約3.6円)、2位は5万ブル、3位は2万5,000ブルを「シードマネー」として獲得した。8月17日の表彰式では、松永大介駐エチオピア日本大使から、ジェトロが作成した「アフリカ・スタートアップ100社」も紹介された。

写真 表彰式の様子(ジェトロ撮影)

表彰式の様子(ジェトロ撮影)

コンテストの参加者の多くは、起業前や起業直後のいわゆる「シード」の段階だ。今後の活躍に合わせて、ジェトロも日本企業との橋渡しなどに取り組んでいく予定だ。

(注)国際協力機構(JICA)と在エチオピア米国大使館の主催。

(山下純輝)

(エチオピア)

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