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JALとANA、成田~ウラジオストク線の2020年就航を発表

(ロシア、日本)

欧州ロシアCIS課

2019年08月01日

日本航空(JAL)と全日本空輸(ANA)は7月29日、それぞれ成田~ウラジオストク線を2020年3月から就航させると発表した。日本の航空会社がウラジオストクに就航するのは初めて。

JALによるロシア路線は、成田~モスクワに次いで2路線目。2020年夏期ダイヤ(2020年3月下旬~10月下旬)から毎日運行する。スケジュールは、成田発午前11時20分-ウラジオストク着午後2時45分、ウラジオストク発午後4時25分-成田着同5時40分、機材はボーイング737-800を使用する予定としている(注1)。

ANAも2020年3月から就航させることを決定した。同社の国際線でウラジオストクは47番目の就航都市。就航日やダイヤ、使用機材などは未決定。ANAによると、今回の成田~ウラジオストク線の就航は、2018~2022年度のグループ中期経営戦略に基づく未就航エリアの路線拡大と、国際線事業を柱とした成長戦略によるものとしている。

現在、日本とロシア間で定期運航されている航空路線は表のとおり。近年は新たな路線の開拓が積極的に行われ、ロシア2位の航空会社S7航空は2017年4月にウラジオストク~関西線、2018年6月にはノボシビルスク~成田線を定期就航させている。また、ロシア大手航空会社ウラル航空は2018年12月にウラジオストク~札幌線(2019年1月10日記事参照)、ロシア国営航空会社アエロフロート傘下の航空会社オーロラは4月からユジノサハリンスク~成田線の運航(注2)を開始している。

表 日本とロシアとの間の定期就航路線(2019年夏期ダイヤ)

ウラジオストクへは、2017年8月に電子ビザ制度が導入されて以降、日本からの渡航者が増えている(2019年5月27日記事参照)。日本人旅行ライターが「欧州風の独特な街並み」「アジア諸国に比べても手ごろな物価」「世界的に有名なチェーン店が進出していない」「諸外国に比べ治安が良い」などを理由に、ウラジオストクを取り上げるケースが増えており、人気女性アイドルグループAKB48の姉妹グループで新潟に拠点を構えるNGT48は4作目シングル「世界の人へ」のミュージックビデオをウラジオストクで撮影するなど、日本でウラジオストクへの注目が徐々に高まってきている。

(注1)就航計画とスケジュールは関係当局による認可を前提としたもの。

(注2)同路線はロシア航空会社「ヤクーチア」が2016年5月から運航していたが、2018年10月10日にヤクーツク空港で発生したスホイ・スーパージェット(SSJ)100のオーバーラン事故を受けた調査によって、同社の整備違反が多数発見され、連邦航空庁は同年11月から同社による国際線運航を禁止した。これを受けて運航停止となっていた同路線をオーロラが復活させたかたち。

(齋藤寛)

(ロシア、日本)

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