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モディ首相、独立記念日演説で国民生活の向上を約束

(インド)

ニューデリー発

2019年08月21日

インドのナレンドラ・モディ首相は73回目のインド独立記念日の8月15日、国民に向けて演説し、「私の第1次政権は国民の基本的欲求を満たすための期間だったが、これからは国民の夢をかなえる時だ」と意気込みを示した。演説は約1時間半に及び、経済や政治、社会など多岐にわたった。

経済分野に関しては、これまで目標として重視してきた「ビジネスのしやすさ(Ease of Doing Business)」のさらなる改善に加え、「今後は『生活のしやすさ(Ease of Living)』の向上を目指したい」と述べた。さらに、「生活水準の向上や雇用創出の機会として、道路・水路、近代的な鉄道駅、空港、病院、教育機関の整備など、先進的なインフラ開発のために100兆ルピー(約150兆円、1ルピー=約1.5円)の投資を決定している」と語った。

政治関連では、世界からも注目を集めたジャンム・カシミール州に与えられていた特別な自治権を剥奪した件(2019年8月9日記事参照)に触れ、「新政府が発足してから10週間で達成した意義深い事項であり、今後、この地域がインドの発展に大きく貢献するだろう」と強調した。防衛面では、陸軍、海軍、空軍を統率する防衛チーフ(Chief of Defence Staff)というポストを新たに設け、軍をより一層効果的に機能させる方向性を示した。

社会・環境面に関しては、昨今の水不足の状況や水政策の充実のため、「ジャル・シャクティ(水の力)省」を新設したことに触れ、中央政府と州政府が連携して水資源の確保や灌漑整備、水リサイクルなどに3.5兆ルピー以上の予算を投入すると発表した。また、インド独立運動の父、マハトマ・ガンディーの生誕日である10月2日を契機に、使い捨てプラスチック製品の使用を控え、リサイクルを推進するよう訴えた。

(古屋礼子)

(インド)

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