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インド新幹線、土地収用は39%も年内にほぼ完了見込み

(インド)

ムンバイ発

2019年07月03日

インド高速鉄道公社(NHSRCL)の報道官は、インド・アジア・ニュース・サービスのインタビューに対し、インド西部マハーラーシュトラ(MH)州のムンバイとグジャラート(GJ)州のアーメダバードを日本の新幹線方式で結ぶプロジェクトの土地収用について、39%が完了していると述べ、収用は2019年内にほぼ完了する予定だという(「ミント」紙6月23日など)。

同プロジェクト全体の収用予定地は1,380ヘクタールで、GJ州では全940ヘクタール中471ヘクタールが、MH州では全431ヘクタール中66ヘクタールが収用を完了しているという。GJ州における完了率は約50%だが、MH州における完了率は約15%にとどまっている。一方で、同報道官は「数カ月前は33%だったものが、この90日間で39%まで伸ばせている」と自信をみせ、「主だった土地の収用は今年の12月までに完了予定」と述べた。同プロジェクトは2023年に全線開通の予定で、2017年9月にアーメダバードで行われた起工式には安倍晋三首相が参加している。

土地収用に関しては2018年夏、新幹線ルート上で地下トンネルの出入り口の1つとなる予定だったMH州ムンバイ郊外ビクロリの土地所有者である地場財閥ゴドレジグループが売却に難色を示し、ボンベイ高等裁判所に計画の変更を申し立てていた。また、収用予定地の農民が裁判に訴えるなど、計画への反対運動も断続的に伝えられている。

インタビューで報道官は「トンネルの掘削工事などの各種入札は既に開始されている」とし、その進捗を強調している。

(比佐建二郎)

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