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上半期の自動車生産、輸出、販売ともに落ち込みが目立つ

(アルゼンチン)

ブエノスアイレス発

2019年07月26日

アルゼンチン自動車製造業者協会(ADEFA)は7月3日、6月の自動車生産台数(大型トラック・バスを除く)が前年同月比39.3%減少したと発表した。10カ月連続のマイナスとなった。2019年上半期の生産台数は16万1,182台で前年同期比33.6%減、輸出台数は11.4%減の10万7,686台だった。

2019年の自動車輸出は、主要輸出先であるブラジル経済の回復に伴って増加が見込まれていたが、上半期の対ブラジル輸出は前年同期比16.8%減(7万1,098台)と前年を下回った(表参照)。一方、ブラジル以外への輸出は、台数が少ないものの増加している国もあり、メキシコ(40.9%増、3,430台)への輸出が大きく伸び、次いでコロンビア(14.2%増、4,269台)、ペルー(10.2%増、6,159台)向けが増加した。部門別でみると、商用車が9.1%増(7万3,888台)と輸出台数を伸ばしたものの、乗用車は37.2%減(3万3,798台)と停滞が続いた。

表 国・地域別の輸出台数

国内販売も引き続き低迷している。アルゼンチン自動車販売代理店協会(ACARA)によれば、6月の新車販売登録台数(重・軽商用車およびその他大型車を含む)は前年同月比44.4%減(3万5,954台)だった。上半期の新車販売登録台数は、前年同期比50.2%減(24万9,376台)と厳しい落ち込みが続いた。国内経済の低迷が自動車市場にも影響を与えている。なお、政府は不振が続く自動車販売の活性化のため、6月初旬から販売促進プログラム「Junio 0km」(2019年6月11日記事参照)を導入している。ACARAのリカルド・サロメ会長は、6月は祝日が続き営業日が少なかったので、同プログラムが導入されていなければさらに減少していただろう、と指摘した(「クラリン」紙7月1日)。販売代理店などによる推計では、同措置がなければ、6月の新車登録台数は2万8,000台にも達しなかったとされる。なお、同プログラムは「Julio 0km」として、7月まで延長されることになった。

販売代理店などでは、20万台近くの新車在庫を抱えており、5カ月以上の売り上げに相当するという。2019年の販売台数は50万台まで落ち込むことが見込まれている。

(高橋栞里)

(アルゼンチン)

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