現代自動車、第2四半期、上半期の業績ともに増収増益

韓国の現代自動車は7月22日、2019年第2四半期（4～6月）および上半期（1～6月）の業績（連結ベース）を発表した。それによると、第2四半期の売上高は前年同期比9.1％増の26兆9,660億ウォン（約2兆4,809億円、1ウォン＝約0.092円）、営業利益は30.2％増の1兆2,380億ウォン、当期純利益は23.3％増の9,990億ウォンだった（表1参照）。また、上半期の売上高は50兆9,530億ウォン（前年同期比8.1％増）、営業利益は2兆630億ウォン（26.4％増）、当期純利益は1兆9,530億ウォン（26.6％増）となった。

同社は2019年上半期の業績について、「世界経済の低迷にもかかわらず、パリセードなどスポーツ用多目的車（SUV）の販売好調を受け、業績が改善した」と分析し、加えて、ドル高ウォン安が業績改善に寄与したと発表した。

2019年上半期における世界での販売台数は、前年同期比0.7％増の221万1,000台となった（表2参照）。国・地域別では、中国が0.8％減の35万3,000台に減少した半面、米国は2.5％増の34万3,000台と伸びた。韓国国内は8.4％増の38万4,000台だった。

同社は2019年下半期について、「韓国および主要国でSUVを中心に販売を拡大するとともに、ハイブリッドを中心とした環境対応車のラインアップを拡大する」と発表した。

〔諸一（ジェ・イル）〕