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イノベーション連携ネットワークを拡大、ESGがホーチミン市と覚書締結

(シンガポール、ベトナム)

シンガポール発

2019年07月31日

シンガポール貿易産業省管轄下の産業・貿易振興機関、エンタープライズ・シンガポール(ESG)は7月18日、ベトナム・ホーチミン市科学技術局傘下の科学技術進歩応用センター(サイゴンイノベーションハブ、sihub)と、シンガポールのベンチャーキャピタル(VC)クエスト・ベンチャーズの3者間で、シンガポールとホーチミン市間のスタートアップの連携強化にかかる覚書(MOU)を締結した。

両国は同MOUにより、相互のスタートアップ企業に対して進出支援プログラムを実施する。まず、2019年9月にシンガポールのスタートアップ最大10社に対してホーチミン向け進出支援プログラムを開始する。MOUを締結した3者は対象企業に対して、ベトナム市場に関わる情報提供、メンターによる指導、パートナー候補とのマッチング、投資家向けピッチ機会の提供などを約1年かけて行う。そのほか、同MOUには、シンガポールの高等専門学校の学生をベトナムのスタートアップ関連企業に派遣し、インターンシップの機会を提供することで、将来の起業家を育成することが盛り込まれている。

ESGによれば、ベトナムはアジアの中でソフトウエア開発の主要拠点へと成長し、関連人材の層が厚い。また、同国内には約3,000社のスタートアップ企業があり、2018年には前年比で約3倍の約80億米ドルを資金調達した。同国内には30のインキュベーター、10のアクセラレーターが存在する。ベトナム政府は、テック系スタートアップ企業の支援にも積極的に取り組んでいるという。

シンガポール政府は2017年、経済開発庁(EDB)内に「グローバル・イノベーション・アライアンス(GIA)」を設置した。EDBは、ESGと連携しながら世界各国のイノベーション拠点とのネットワークを広げている。これまで、バンコク、北京、蘇州、上海、ベルリン、ミュンヘン、ジャカルタ、パリ、東京、サンフランシスコ、ホーチミンの11拠点と連携している。

(藤江秀樹)

(シンガポール、ベトナム)

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