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7月10日から中国と香港を結ぶ高速鉄道網が大幅拡大

(中国、香港)

広州発

2019年06月26日

中国鉄路総公司は6月11日、7月10日以降の列車運行予定を発表した。高速鉄道(注1)について、西九龍駅(香港)と重慶西駅(重慶市)、天津西駅(天津市)、南寧東駅(広西チワン族自治区南寧市)、肇慶東駅(広東省肇慶市)、汕頭駅(汕頭市)を結ぶ路線を新たに開通する。

また、遵義駅(貴州省遵義市)、貴陽東駅(貴陽市)、白洋淀駅(河北省保定市)、邯鄲東駅(邯鄲市)、岳陽東駅(湖南省岳陽市)、衡陽東駅(衡陽市)、梧州南駅(広西チワン族自治区梧州市)、仏山西駅(広東省仏山市)などが、上記新路線の停車駅となり、香港とつながる。中でも、白洋淀駅は中央政府が開発を進める河北省の「雄安新区」(2019年3月5日記事参照)内に位置しており、同地区と香港が鉄道で直接連結されることになる。

高速鉄道の香港域内区間は2018年9月23日に開通し、中国の高速鉄道網と連結された(2018年9月27日記事参照)。今回の措置により、香港へつながる中国内の高速鉄道の駅は計58カ所となる。

既存路線は減便

広東省内の各駅をみると、肇慶東駅は始発駅・停車駅として1日2往復4便が運行、仏山西駅を経由する便で片道約1時間30分、汕頭駅は始発駅として潮汕駅、陸豊駅、恵州駅を経由し片道約3時間8分、仏山西駅は南寧東駅発着路線の停車駅として片道約1時間22分で香港と結ばれる。なお、経由駅は往路か復路か、また時間帯によって異なる。

一方、高速鉄道の連結前から香港と中国内を結んでいた在来線を利用した「直通車」(注2)は減便される。主要路線の「広九直通車」〔広州東駅(広東省広州市)~紅磡駅(香港)、一部は中国側は仏山駅終点〕は7月10日から1日12便(24往復)から9便(18往復)に変更となる。高速鉄道の香港域内区間の開通以来、直通車の利用者数は減少が顕著で、1~4月は前年同期比37.2%減の85万7,465人となった。

(注1)中国の高速鉄道は「新たに建設され時速250キロ以上で運行される動力分散式電車で、初期運行速度が時速200キロ以上の旅客専用鉄道」とされる。

(注2)「広九直通車」のほか、紅磡駅と北京西駅、上海駅を結ぶ路線が運行されている。

(河野円洋)

(中国、香港)

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