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日系建設コンサル、現地大学と建築技術の高度外国人材を育成

(ベトナム)

ホーチミン発

2019年05月22日

ベトナムの国立トゥイロイ(水利)大学ホーチミン校で5月10日、日本の建設技術を学ぶ「テクノロジーコース・イン・トゥイロイ(Technology Course in Thuyloi:TCT)コース」の第1期生28人に対する、修了証書授与式が行われた。同コースは、アース建設コンサルタント(本社:宮崎市)による「日本の高い建築技術を指導・移転できる教育の場をベトナムに設立する」という構想に賛同したトゥイロイ大学と同社の間で教育協力協定が締結され、2018年10月に開講した。式には、同大学のチン・ミン・トゥ学長、河上淳一駐ホーチミン総領事のほか、国際協力機構(JICA)、ジェトロが出席した。

日本の建築技術者は、2020年の東京オリンピック・パラリンピック関連の建設需要のほか、築50年を超え老朽化したインフラのメンテナンス工事の増加などにより、今後ますます不足すると懸念されている。その解決策として、同社は、ベトナムで建築技術の高度外国人材を育成し、日本での活用を促す意向だ。

同コースは、6カ月の短期集中型。午前は日本語・日本文化を学ぶ。日本語は、ビジネスの現場である程度のコミュニケーションが取れるようになるまで教育する。日本文化は、礼儀作法、あいさつ、日本社会で生活するための心得を学び、来日後、スムーズに社会になじめるようにする。午後の専門分野講義では、建築技術・土木施工、建築概念、測量・ドローン、製図(CAD)を指導する。同社の濱村哲之進会長も、自ら講師を務める。

第1期生のうち、既に日本企業に内定が決まっている者は6人。5月、6月にも日系企業の面接が予定(計10人を採用)されている。残りの修了者に対しては、今後も日本企業とのマッチング活動を続けていく、と濱村会長は話す。

同社は2015年、ベトナム建設省傘下のホーチミン市建設短期大学に、日本の建築技術(座学+実技実習)と日本語・日本文化の習得を目指すコースを既に開設している。また、TCTコース2期生は既に選抜が終了しており、30人が入講の予定だ。

(近藤秀彦)

(ベトナム)

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