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アルゼンチン産豚肉、中国への輸出解禁へ

(アルゼンチン、中国)

ブエノスアイレス発

2019年05月16日

アルゼンチンのマウリシオ・マクリ大統領は4月29日、アルゼンチン産豚肉の中国向け輸出が解禁されたことを発表した。ルイス・ミゲル・エチェベレ工業生産・労働副大臣(農産業庁担当)と中国税関総署の李国副署長との間で、輸出解禁に向けた衛生面での合意書署名が4月24日に中国で行われ、対中輸出をする3カ所の食肉加工施設が認可された(表参照)。

表 アルゼンチン産豚肉の対中輸出施設

米国農務省(USDA)のデータによると、中国の2018年の豚肉国内消費量は5,500万トンを超えており、同年の豚肉輸入量は156万トンに上る有望市場だ。エチェベレ工業生産・労働副大臣は「中国は高品質の食品を輸入するべく市場を開放している。世界最大の消費者に対し、豚肉の輸出を拡大し続ける絶好の機会だ」と語っている。アルゼンチン大統領府の発表では、アルゼンチンの2019年第1四半期(1~3月)の豚肉生産量は前年同期比5%増の14万8,390トン、2019年1~2月の輸出量は前年同期比41%増と伸びている。

中国とアルゼンチンの間では、2018年5月にアルゼンチン産牛肉の全面解禁に関する協定が調印され(2018年5月24日記事参照)、2018年の中国向け牛肉輸出量は前年同期比で2.2倍の20万7,000トン、輸出額は2.1倍の8億6,150万ドルと大幅に増加した〔牛肉消費促進局(IPCVA)〕。中国税関総署は、今回の豚肉の対中輸出解禁に加え、牛肉と鶏肉の輸出施設を22カ所承認しており、今後中国市場向けの食肉輸出の拡大に大きく貢献することが期待されている。

(高橋栞里)

(アルゼンチン、中国)

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