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アルゼンチン産牛肉、中国市場が全面解禁に

(アルゼンチン、中国)

ブエノスアイレス発

2018年05月24日

アルゼンチンのルイス・ミゲル・エチェベレ農産業相は5月17日、訪問先の北京でアルゼンチン産牛肉の市場解禁に関する協定に調印した。これまでアルゼンチンの肉に関し、中国では、骨なし冷凍牛肉の輸入は認められていたが、今般、骨付きの冷凍牛肉に加え、生鮮・冷蔵牛肉(骨付き/骨なしであるかは問わない)の輸入も認められることになった。

この2国間交渉は15年間を要していたが、2017年5月のマクリ大統領訪中を機に交渉が加速した。アルゼンチン政府は南米南部共同市場(メルコスール)以外の地域への輸出の多角化を目指しており、アジア市場への展開にも力を入れている。今回の牛肉市場の全面解禁は地場牛肉生産者にとって朗報となった。

今回の発表は上海で開催された食品展示会SIAL CHINA(5月16~18日)に合わせて行われ、牛肉消費促進局(IPCVA)が中国人の牛肉消費に関わる調査報告書を公表した。それによると、中国の1人当たり牛肉年間消費量が現在の4キロから、2027年には8キロに倍増するとしている。同局の統計では、2017年1~11月で中国向けに約3億6,000万ドルの輸出実績があったという。

今後、中国市場に向けては、2018年11月のG20サミットに習近平国家主席がアルゼンチンを訪問する予定があることを視野に、豚肉、蜂蜜およびサクランボの市場開放に関わる協定調印を目指して2国間で協議されているとも報じられている。このほかにも、11月にはパタゴニア産の羊肉などの協定調印が見込まれている。

(クラウディオ・ボチャタイ)

(アルゼンチン、中国)

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