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観光発展に向け観光警察創設や滞在手続き簡素化を図る

(カザフスタン)

タシケント発

2019年05月17日

カザフスタンで2019年4月、外国人の安全と快適な滞在をサポートするための「観光警察」が創設された。第1段階として、既に首都ヌルスルタンやアルマトイ市、トルケスタン市およびアクモラ州、アルマトイ州、東カザフスタン州に関係部署が設置された。内務省プレスリリース(4月19日)によれば、観光警察は一般の警察とは異なった制服で、デジタルビデオレコーダー(DVR)、タブレット、トランシーバーを携帯し、外国人が訪れる観光スポットを中心に、電気自動車やセグウェイで市内を巡回する。観光警察官の採用要件は厳しく、カザフ語、ロシア語、英語での対応が可能で、カザフスタンの歴史にも明るく、コミュニケーション能力が高い人材を登用する。

内務省は、国の観光産業発展戦略に基づき、2019年1月1日から電子査証や、外国人旅行者の滞在先を登録する「Eホテル」と呼ばれるデータベースを導入〔移民警察局(OVIR)に出向いて登録する代替として〕した。世界117カ国を対象に、電子データベースによる外国人の出入国管理と滞在登録を簡素化させた。政府は2025年までに観光産業収入をGDP比8%へ引き上げることを目標に、国内の安全性と利便性を図り、外国人観光客や投資家を呼び込むための環境整備を進めている。

カザフスタンの大都市における治安はおおむね問題ないが、2018年8月にアルマトイ州の村で酔った村人と外国人観光客とのトラブルが発生したことをきっかけに、観光警察の創設に向けた準備が進められていた。夏の観光シーズンに向け、本格的な配備が始まる予定だ。

(増島繁延)

(カザフスタン)

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