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ドバイの2018年の対内直接投資が前年比41%増

(アラブ首長国連邦)

ドバイ発

2019年05月10日

ドバイ政府の投資誘致促進機関ドバイFDIは、「ドバイFDI成果およびランキングレポート2018」を4月中旬に発表した。レポートによると、2018年のドバイへの対内直接投資(FDI)は金額(フロー)が前年比41%増の385億ディルハム(約1兆1,550億円、1ディルハム=約30円)、件数は43%増の523件、創出された雇用は前年比77%増の約2万5,000人と、いずれも急拡大しており、「フィナンシャル・タイムズ」が提供するデータベースfDiMarketsにおけるグリーンフィールド投資受け入れ都市ランキング(2018年)で順位を10位から6位に上げた。FDI件数の内訳は、新規プロジェクトが63%、ライセンス契約や戦略提携などの非株式所有形態での外国企業の進出が29%、再投資が5%、M&Aが2%、合弁事業が1%だった。

ドバイFDIのアル・ガルガーウィ最高経営責任者(CEO)は「ドバイはグリーンフィールド投資誘致で世界3位になるという目標の達成に向けてまい進していくとともに、非株式所有形態での外国企業の誘致も促進していく」と述べている。非株式所有形態での進出が全体に占める割合は、前年から8.2ポイント増加しており、同氏はその重要性について、「外国企業の非株式所有形態での進出は成熟した地元企業を変異させ、成長企業を生み出し、新しい才能を国外から引き寄せ、ドバイの知識経済への転換に寄与する知識や技術の移転を促進する新しいビジネスモデルを高める」と述べている。ドバイ政府はスマート・ドバイ戦略や産業戦略2030などを掲げ、知識経済への転換を促進しようとしているが、同レポートでは、中程度もしくは高度なテクノロジーを伴う直接投資は、件数でみると全体の43%、投資額では15.6%、雇用創出では28%を占めたと発表されている。

投資額の国別構成をみると、米国が37%で最も多く、インドが12%、スペイン9%、中国7%、英国5%と続いた。これら上位5カ国で投資額の70%、件数の51%を占める。セクター別にみると、件数ではホテルおよびフードサービスが46%を占め、次いで商業建設(15%)、住宅建設(8%)、カルチャー・エンターテインメント・レクリエーション(5%)、金融・保険(4%)となった。投資額では、卸・小売りが25%で最も多く、ホテルおよびフードサービスは17%で2位だった。

(山本和美)

(アラブ首長国連邦)

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