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アルゼンチン向け輸出減、自動車生産台数も微減

(ブラジル、アルゼンチン、コロンビア)

サンパウロ発

2019年05月16日

ブラジルの全国自動車製造業者協会(Anfavea)によると、1~4月の自動車(乗用車・軽商用車、バス、トラック)生産台数は、前年同期比0.1%減の96万5,393台となった。国内販売台数(新車登録ベース)は10.1%増の83万9,536台だったが、輸出台数が45.0%減の13万9,467台にとどまった。輸出減少は、主要輸出先であるアルゼンチンの経済情勢悪化が主因だ。

ブラジル経済省の貿易統計で1~4月のアルゼンチン向け乗用車(関税コード8703)輸出額をみると、前年同期比54.0%減の7億4,800万ドルだった。この期間の乗用車輸出額に占めるアルゼンチンのシェアは78.7%から60.2%に低下した。アルゼンチンは5月6日、輸入時に課せられる統計税率引き上げを発表している(2019年5月8日記事参照)。報道によると、これまでメルコスール加盟国のブラジル産品への統計税課税は免除されていたが、今回措置で課税対象に含まれることになった。Anfaveaのルイス・カルロス・モラエス会長は、同国向け輸出のさらなる減少に結びつくと懸念を表明している(「バロール」紙5月8日)。

一方、輸出先2位はコロンビアで、84.4%増の1億2,900万ドルだった。同期間における同国シェアは3.4%から10.4%に上昇している。ブラジルとコロンビアは経済補完協定第72号が2017年12月に発効し、2018年から運用開始しており、自動車は無関税枠が設けられている(2018年1月12日記事参照)。2019年の無関税枠は5万台で、2018年12月7日付貿易局(SECEX)省令65号により、国内メーカーへの配分が定められている(注)。

(注)省令はウェブサイト外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますを参照(ポルトガル語)。

(二宮康史)

(ブラジル、アルゼンチン、コロンビア)

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