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広東省の専利権登録件数、累計で全国の3割

(中国)

広州発

2019年05月21日

広東省政府新聞弁公室は4月25日、同省における2018年の知的財産権の出願や保護の状況について、記者会見を開いた。

専利権、商標権ともに登録件数が2桁増

広東省の2018年の専利権(中国では特許権、実用新案権、意匠権を含む)出願件数は前年比26.4%増の79万3,819件となった。登録件数は43.7%増の47万8,082件で、全国で登録された244万7,000件の20%を占めた。新華網(4月26日)によると、うち、深セン市の出願件数は同省の28.8%を占める22万8,608件、登録件数は同じく29.3%の14万202件に上った。

同省の2018年末時点の専利権登録件数は、累計で全国の30%を占める251万7,748件に上っている。

人民網(4月26日)によると、広東省での商標出願件数は33.6%増の146万2,400件、登録件数は83.0%増の94万600件だった。2018年末時点の商標権の登録件数は累計で341万件に達し、中国全体の18.9%を占め、24年連続で全国トップとなった。

深セン市でのPCT出願は全国の35%

広東省での2018年のPCT国際特許出願件数は、2万5,256件で全国の48.7%を占め、17年連続で全国首位だった。うち、深セン市からの出願件数は、1万8,081件で同省の71.6%、全国の34.8%を占めた(「南方網」4月24日)。

2018年のPCT国際特許出願件数の世界上位20社のうち、3社が広東省企業だ。華為技術(ファーウェイ)が世界1位、中興通訊(ZTE)が5位、広東欧珀移動通信(OPPO)が17位だった。その他、大学による専利出願件数では、深セン大学と華南理工大学がそれぞれ世界3位、4位となった。

税関では600社以上の知財権を保護

信息時報(4月26日)によると、2018年に広東省では市場監督管理部門(注)により商標権侵害案件として3,550件が摘発され、うち43件が公安部門へ引き渡された。2018年の摘発金額は5,033万8,000元(約8億541万円、1元=約16円)に上り、権利侵害者には計5,021万9,000元の罰金が科された。

同省内の各税関が摘発した権利侵害案件の金額は計4億6,000万元、摘発された貨物も計3,326万5,000点に上った。同省の税関では、108カ国への模倣品の輸出を差し止め、660社の知的財産権を保護したという(「信息時報」4月25日)。

(注)広東省では2018年10月に、模倣品の摘発を担う工商行政管理局、質量技術監督局、知識産権局、食品薬品監督管理局などの関連部門が、市場監督管理局に統合された。

(謝暁儀)

(中国)

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