イラン暦新年からの最低保証賃金など発表
(イラン)
テヘラン発
2019年04月15日
イラン労働最高評議会は、イラン暦新年(1398年:2019年3月21日~)からの最低保証賃金などについて、3月19日付で文書を発表した(注1)。
これによると、新年からの新規雇用者の最低保証賃金は、前年比約36%増の日給:50万5,627リアル(約3.8ドル、注2)、月額:1,516万8,810リアル(約114ドル)となる。
継続雇用者については、賃金を13.0%増加させ、加えて日給に8万7,049リアルを加算して支給する必要がある。また、前年の最終日以前に1年間雇用されている労働者には、さらに日給2万3,333リアルが加算される。
このほか、食事手当は月額190万リアル、子供手当は月額子供1人当たり151万6,881リアル(最大2人分で303万3,762リアル)に改定された。住宅手当も月額100万リアル程度になる見込みだ。
(注1)詳細はイラン協同組合・労働・社会福祉省ウェブサイト(ペルシア語のみ)で確認可能。
(注2)為替レートは3月18日付市場レート(1ドル=13万2,500リアル)を適用。
(中村志信)
(イラン)
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