リブリン大統領、ネタニヤフ氏に組閣を要請
(イスラエル)
テルアビブ発
2019年04月19日
イスラエルのリブリン大統領は4月17日、総選挙(2019年4月17日記事参照)で議席を獲得した11党の代表と面談した結果を受け、ネタニヤフ氏に組閣を要請した。同氏が率いる「リクード」を中心に、連立政権樹立について他の右派勢力との協議が本格化する。
組閣要請に先立ち、イスラエル中央選挙委員会は票の再集計を行い、総選挙の最終結果を発表した。「リクード」と「青と白」連合が35議席で並び、「ユダヤ・トーラー連合」は8議席となった。
再集計により、「ユダヤ・トーラー連合」にカウントされるべき票があったことが判明し、7議席から8議席に修正された。実際の得票数よりも多くカウントされていた事例が3党あった。投票総数は434万253票、有効投票数は430万9,270票、投票率68.46%だった(2015年総選挙では72.34%)。
上位2党を争った両党の得票数と得票率は以下のとおり(中央選挙委員会発表:4月17日午後0時40分現在)。
- リクード:114万370票(26.45%)
- 「青と白」連合:112万5,881票(26.13%)
11党の議席配分は表のとおり。
(余田知弘)
(イスラエル)
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