外相など主要閣僚3人が交代

エチオピア国民議会（下院）は4月18日、アビィ首相が指名した3閣僚の交代を賛成多数で承認した。

交代したのは外相、防衛相、都市開発建設相の3人。外相は副首相ポスト同様に、将来の首相も望める重要ポストだ。退任するウォックナー・ゲベイョウ外相（オロミア民主党）は3月8日に国連のナイロビ事務局長への転出が決まっていたため、後任人事が注目を集めていた。新任のゲドゥ・アンダルガチュ外相（アムハラ民主党）は過去6年にわたりアムハラ州大統領を務めていた実力者。3月8日付でアムハラ州知事を辞任していた。

新防衛相にはオロミア州知事のレンマ・メグレサ（オロミア民主党）氏が就任。アイシャ・モハメド防衛相（アムハラ民主党）は都市開発建設相への横滑りとなった。

（関隆夫）