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マサチューセッツ州がイノベーションスコアで全米1位、MassTechの年次報告書

(米国)

米州課

2019年04月24日

マサチューセッツ(MA)州政府の外郭団体マサチューセッツ・テクノロジー・コラボラティブ(MassTech)は4月18日、同州のイノベーションの進展度合いをデータで示した年次報告書「Index of the Massachusetts Innovation Economy」を発表した。1997年の発行以来、22巻目となる。

同報告書では、MA州のイノベーション経済の状況を、MassTechが選定した米国内の先進技術州(Leading Technology States:LTS)14州(注)と各種データを用いて比較・分析している。その結果、MA州が合計スコアで全米1位となり、カリフォルニア州、ペンシルベニア州、ニューヨーク州、オハイオ州などが続いた。各州の比較分析には、雇用・賃金、研究開発、特許、技術移転、起業、新規上場(IPO)・M&A、連邦政府や産業界およびベンチャーキャピタルからの投資額などのデータが用いられている。

MA州の特に優れた点としては、優秀な人材(労働年齢人口に占める学士以上の学位保持者の割合は48.7%と全米1位)、研究開発(GDP当たりの研究開発支出比率は5.9%で全米1位)、特許数(人口100万人当たり特許数は1,083で全米1位、全米平均は441)が挙げられたほか、大学や病院・研究所発のスタートアップ数が2017年は97となり、カリフォルニア州(145)には及ばないものの右肩上がりに増えていること、2018年のIPO数が20となり、カリフォルニア州に次ぐ2位となったことなどが紹介されている。一方で、MA州の課題としては、人材の引き留め要素の1つである住宅コストが上昇していることや通勤時間の長さなどが挙げられた。なお、今回の年次報告書では、特集としてMA州の人材育成への取り組みを取り上げている。

同報告書の全文は、Masstechのウェブサイト外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますからダウンロードできる。

(注)カリフォルニア州、コネチカット州、フロリダ州、イリノイ州、ミネソタ州、ニューハンプシャー州、ニュージャージー州、ニューヨーク州、ノースカロライナ州、オハイオ州、ペンシルベニア州、ロードアイランド州、テキサス州、ウィスコンシン州。11の主要イノベーション産業分野(先端素材、バイオファーマ・医療機器、ビジネスサービス、コンピュータ・通信機器、防衛機器、多角的製造業、金融サービス、ヘルスケア・デリバリー、中等後教育、科学・技術・マネジメントサービス、ソフトウエア・通信サービス)への就労人口などからMassTechが選定。

(藤井麻理)

(米国)

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