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旺盛な内需で乗用車生産が大幅増、輸出は依然低迷

(ウズベキスタン)

タシケント発

2019年03月15日

国家統計委員会と自動車産業ポータルサイトの「マークラインズ」によると(2月末発表)、ウズベキスタンの2018年の乗用車生産台数は、前年比57.3%増の22万667台となった(添付資料表1参照)。乗用車生産は2013年に24万6,641台を記録して以降、主要輸出先のロシアの経済悪化などを受けて年々減少、2016年には8万8,152台にまで落ち込んだ。その後、旺盛な国内需要により、2017年は14万247台(前年比59.1%増)、2018年はピーク時の実績に近い水準まで回復したことになる。

一方、乗用車の輸出については、2012年以降減少が続いている。2016年に底打ちして約5,800台、2017年には2万台の水準にまで戻したものの、2018年はロシアやカザフスタン市場で販売台数が大きく減少した(添付資料表2参照)。これら国外市場での乗用車の価格見直しが影響したとみられる。GMウズベキスタンは2018年5月ごろから乗用車輸出を一時停止し、ロシアなどのディーラーでGMウズベキスタン製乗用車の取り扱いがストップした。ウズベキスタン自動車公社(ウズアフトサノアト)のシャフカト・ウムルザコフ総裁は、その背景について「ロシアで課税される約1,400ドルのリサイクル税が価格を押し上げ、利益を圧迫していたため」と述べ、不採算性が輸出一時停止の理由と説明している。また、「製造コストを11%圧縮できたので、近い将来、輸出を再開する」と述べていた(インターネットサイト「ガゼタ.ウズ」2018年9月24日)。

カザフスタンでは車両価格が値上がりした。例えば「ネクシア3」が2018年5月の280万テンゲ(約84万円、1テンゲ=約0.3円)から11月の新価格は450万テンゲになった(インターネットサイト「スポット」2018年11月8日)。GMウズベキスタン製乗用車は過去数年にわたり、原価を割るほどの低価格で販売が続けられていたと言われる。

(下社学)

(ウズベキスタン)

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