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アーメダバード・メトロ、フェーズIが一部営業開始

(インド)

アーメダバード発

2019年03月29日

西部グジャラート州の商都アーメダバードで、メトロのフェーズI(第1期)の開業式典が3月4日、ナレンドラ・モディ首相も出席して行われた。3月6日から14日まではプロモーション期間として無料で乗車でき、7万5,917人が利用したという。フェーズIは全長40.03キロ(東西線21.16キロ、南北線18.87キロ)、32駅を設置する計画で、2021年中に全線開通の見込みだ(メトロルートマップ:鉄道公社ウェブサイト参照外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)。今回開業した区間は、東西線の東側に位置するアパレル・パーク駅~バストラル・ガム駅の約6.5キロで、運賃は10ルピー(約16円、1ルピー=約1.6円)だ。3月15日から営業運転を開始した。

写真 アーメダバード・メトロに乗り込む乗客(ジェトロ撮影)

アーメダバード・メトロに乗り込む乗客(ジェトロ撮影)

日本信号が信号システムと自動料金収受(AFC)システムを一式受注

アーメダバード・メトロの整備事業には、国際協力機構(JICA)による円借款が供与されており、施工監理コンサルタントとしてオリエンタル・コンサルタンツ、信号システムと自動料金収受(AFC)システムの納入は日本信号、レール(新日鉄住金が製造)の調達は三井物産が担当し、メトロ車両には三菱電機の推進制御装置が採用されている。日本信号は信号システムでデリー・メトロ(8号線)に続き2件目、AFCシステムではチェンナイ・メトロ(フェーズI)に続き2件目となり、インドでの同一路線の信号・AFC両システムの受注は日本企業として初となる。

ジェトロは3月7日、日本信号のアーメダバード・メトロ信号プロジェクトオフィスの石川達哉プロジェクトマネジャーと、同AFCプロジェクトオフィスの臼井幸次プロジェクトマネジャーに事業概要や今後の計画について聞いた。

(問)日本信号のAFCシステムの特徴や強みは。

(答)品質の高さと価格競争力だ。入札公示されてから応札までの数カ月の間に調査チームを複数回にわたってインドに派遣し、過去の同様のプロジェクト応札価格の分析や、現地パートナー企業との擦り合わせを行い、入札に備えた。製品の耐久性はもちろん、改札機は駅の顔ともいえるため、接合部など見た目にも気を遣っている。

(問)プロジェクト受注に当たり、インドでの経験が生かされた場面は。

(答)過去の受注実績(デリー・メトロ8号線:信号システム、チェンナイ・メトロ:AFCシステム)があるため、弊社の安全性と信頼性をアピールできる点が大きい。また今回、開業式典の開催に当たり、鉄道公社側から厳しいスケジュールでの納品・システム立ち上げなどを要求されたが、日本人とインド人で構成されたプロジェクトメンバーで連携を図りながら乗り切った。

(問)今後の計画について。

(答)チェンナイ・メトロのフェーズIIやグジャラート州南部スーラト・メトロ、またムンバイ~アーメダバード間の高速鉄道事業についても関心を持っている。インドは重要国であり、メトロプロジェクトだけでなく、インド国鉄にも積み上げていきたいと考えている。

写真 日本信号の石川プロジェクトマネジャー(右)と臼井プロジェクトマネジャー(左)(ジェトロ撮影)

日本信号の石川プロジェクトマネジャー(右)と臼井プロジェクトマネジャー(左)(ジェトロ撮影)

写真 アパレル・パーク駅に設置された改札機(ジェトロ撮影)

アパレル・パーク駅に設置された改札機(ジェトロ撮影)

(丸崎健仁)

(インド)

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