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広東省の2018年GRPは6.8%成長、貿易額は過去最高

(中国)

広州発

2019年02月12日

広東省統計局の発表によると、2018年の広東省の域内総生産額(GRP)の成長率は6.8%で、総額は9兆7,277億7,700万元(155兆6,444億円、1元=約16円)だった(図参照)。成長率は前年から0.7ポイント低下したものの、全国平均を0.2ポイント上回った。

図 広東省のGRP成長率〔前年(同期)比〕

産業別の成長率は、第一次産業が4.2%、第二次産業が5.9%、第三次産業が7.8%だった(表参照)。

表 広東省の2018年の主要経済指標

自動車関連の小売業は前年より微減

項目別では、固定資産投資は前年比10.7%増(伸び率の前年比:2.8ポイント低下)の3兆5,286億8,400万元だった。うち、不動産開発投資は19.3%増(2.1ポイント上昇)の1兆4,412億1,900万元だった。インフラ投資は8.2%増(16.1ポイント低下)にとどまった。

社会消費品小売総額は前年比8.8%増(1.2ポイント低下)の3兆9,501億1,200万元となった。うち商品小売額が9.1%増の3兆5,616億5,300万元、飲食業収入が5.6%増の3,884億5,900万元だった。一定規模以上(注)の小売業をみると、通信機材が14.7%増、金・銀・宝飾類が10.6%増と高い伸びを示した一方、自動車関連は1.0%減となった。

広州市などの米国向け輸出は減少

貿易額は前年比5.1%増(2.9ポイント低下)の7兆1,618億4,000万元と、人民元建てでは初めて7兆元を超え、過去最高となった。うち、輸出が1.2%増(5.5ポイント低下)の4兆2,718億3,000万元、輸入が11.3%増(1.2ポイント上昇)の2兆8,900億元だった。税関統計によれば、広東省の輸出に占める構成比の高い広州市の対米輸出が0.6%減となった。また、深セン市と米国との貿易額は2018年1~11月で前年同期比5.5%減だった。

一定規模以上の工業企業の付加価値増加額は前年比6.3%増(0.9ポイント低下)の3兆2,305億1,600万元となった。うち、民営企業は9.1%増の1兆6,282億1,400万元で、全体の50.4%を占めた。業種別では、コンピュータ・通信・その他電子設備製造業が9.4%増、電気機械・器具製造業が7.1%増、自動車製造業が7.4%増となり、3業種の寄与率は56.6%だった。

広東省統計局は2018年の経済状況について、「合理的区間で運営されており、年間の主要任務を達成した。同時に安定の中にも変化があり、変化の中に憂いがある。経済の下押し圧力に直面している」とした。2019年については、広東・香港・マカオグレートベイエリアの建設を進め、安定的な成長や改革促進、構造調整、リスク防止などに努めるとしている。

(注)主要業務収入が2,000万元以上の卸売業、500万元以上の小売業の法人、主要業務収入が2,000万元以上の工業企業法人など。

(河野円洋)

(中国)

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