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2018年のEC市場の売上高は前年比13.4%増

(フランス)

パリ発

2019年02月18日

電子商取引・通信販売事業者協会(FEVAD)が2月5日に発表した「2018年のフランスにおける電子商取引(EC)市場報告(以下、同報告)」によると、2018年のフランスのEC市場の売上高は926億ユーロ(前年比13.4%増)だった。2018年12月の「黄色いベスト」運動の影響などによるマイナスの寄与が6億ユーロ(0.7ポイント)に上ったと試算するが、全体的には堅調な伸びを示した。

同報告や「レゼコー」紙(2月5日)などによると、ECの利用者はネットユーザーの86.2%(3,820万人)、商取引件数は前年比20.7%増の約15億件となった。また、利用者の年間支出額の平均は2,400ユーロ(2017年:2,184ユーロ)、年間の平均購入回数は39回(33回)、1回当たりの平均支出額は約60ユーロ(65.5ユーロ)となった。

ECの利用形態としては、スマートフォンやタブレットなどモバイル機器の利用が伸びており、モバイル機器の利用率は2017年に前年比38%の大幅増となり、2018年は22%増だった。「レゼコー」紙(2月5日)によると、EC市場の注文の40%(35歳未満では56%)がモバイル機器によるもので、「アマゾン」「シーディスカウント」「フナック」をアクセス件数トップ3とする上位15のECサイトのうち11のサイトで、コンピュータよりもモバイル機器による閲覧回数が多かった。

他社の商品を販売するショッピングモール型ECサイトの2018年の売上高は、2017年と同じく前年比16%増と好調な伸びを示し、EC売上高の30%を占めた。ショッピングモール型ECサイトでは、EU域外からの出店も、所定の手続きを踏めば可能なサイトもある。ジェトロは、同サイトに出店する際の実際の手続きについて、調査レポート「フランスにおける越境ECに関する調査」PDFファイル(12.7MB)を公開・掲載している。

フランスでは、2018年の年末・クリスマス商戦が本格化する時期に、「黄色いベスト」の抗議運動(2018年12月5日記事参照)が重なり、国民の消費マインドに影響を与え、ECの売上高は、2018年10月の前年同月比16%増、11月の14%増に対し、12月は8%増と伸びが一時鈍化した。2019年は順調な伸びを取り戻し、1,000億ユーロを突破するとみられている。

(奥山直子)

(フランス)

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