サンフランシスコで食品見本市開催、ジャパンパビリオンに48社・団体が出展

(米国)

サンフランシスコ発

2019年02月07日

米国西海岸最大級の食品見本市「ウィンター・ファンシー・フード・ショー2019」(WFFS)がサンフランシスコで1月13~15日に開催された。44回目の今回は世界中から1,400社・団体が出展。新商品を含む8万点以上の食料品が出品された。イタリア、日本など16カ国のパビリオンが設置された。ジェトロは8年連続8回目のジャパンパビリオンを設置。調味料、麺類、茶、菓子、酒類など、米国でのビジネス展開・拡大を目指す48社・団体が出展した。そのうち4社から出展の目的や今後の展望を聞いた(表参照)。

表 ジャパンパビリオン出展企業(一部)の声

ジャパンパビリオン外で出展した日本茶輸出促進協議会は、16ブランドの試飲を通じて、日本茶のプロモーションを行った。同協会は、WFFS開催後の1月16日にカリフォルニア州バークレーのカフェ(Blue Willow Tea)で、ジェトロ協力の下、一般消費者向けに日本茶の試飲とワークショップ形式のミニセミナーを実施した。参加者からは、「いろいろなタイプのお茶を試飲でき、説明も聞けて有益だった」「抹茶は知っていたが、今回試飲したお茶は初めて飲んだ」などの感想があった。セミナーでは、日本茶インストラクターから、湯の温度や量、茶葉量、コップに注ぐタイミングなど「おいしいお茶」の入れ方について実演を交えながら説明を行った後、参加者が体験した。

写真 ジャパンパビリオンの様子(ジェトロ撮影)

ジャパンパビリオンの様子(ジェトロ撮影)

写真 バークレーでの日本茶イベントの様子(ジェトロ撮影)

バークレーでの日本茶イベントの様子(ジェトロ撮影)

(石橋裕貴)

(米国)

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