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政府系投資機関、農業テックへの共同出資パートナーを発表

(シンガポール)

シンガポール発

2019年02月06日

エンタープライズ・シンガポール(ESG)の投資部門シーズ・キャピタル(SC)は1月15日、官民共同投資スキーム「スタートアップSGエクイティー(注1)」に基づき、ベンチャーキャピタル(VC)やアクセラレーターなど共同出資パートナー7社・団体を任命した、と発表した。ESGは貿易産業省(MTI)管轄下の貿易・中小企業支援機関(注2)。今回の共同出資者指名により、農業テック分野のスタートアップに対して、総額約9,000万シンガポール・ドル(約72億9,000万円、Sドル、1Sドル=約81円)の投資を見込む。

SCは、「スタートアップ SG エクイティー」のファンド運営会社。SCは2018年9月、農業テック分野のスタートアップ振興を目的に、共同出資パートナーを募集していた(2018年9月25日記事参照)。今回指名されたのは、アグファンダー(米)、ハッチ(カナダ)、アイディー・キャピタル(シンガポール)、オープンスペース・ベンチャーズ(シンガポール)、イエールドラボ(米)、トレンドラインズ・アグリテック・ファンド(イスラエル)、ビスバイアズ・ニュー・プロテイン(シンガポール)の7社・団体。

ESG副長官兼SC会長のテッド・タン氏は、発表の中で「シンガポールがアジア有数の食品、栄養拠点となる上で、農業テックは重要な役割を果たす」と説明した。民間企業の知見を活用し、革新的な食品・農業テックの開発を促進、食品輸入の依存度を減らすため、ポテンシャルの高いスタートアップに投資する方針を示した。

(注1)スタートアップ SG エクイティー・スキームは、スタートアップSGのウェブサイト外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます参照。今回の共同投資スキームは、共同出資パートナーが見いだしたスタートアップに対して、スタートアップが従来のビジネスモデルを破壊する先端技術「ディープテック」を持つ場合、最初の50万Sドルについて、SCが7割、共同出資パートナーが3割を出資。残りの投資額については、SCと同パートナーが折半出資する。投資上限は400万Sドル。

(注2)中小企業支援機関の規格・生産性・革新庁(SPRING)と海外展開支援機関IEシンガポールが2018年4月1日に統合した新組織。

(源卓也)

(シンガポール)

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