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2018年の乗用車生産台数は1.7%増、過去最高を更新

(チェコ)

プラハ発

2019年02月08日

チェコ自動車工業会によると、2018年の乗用車生産台数は前年比1.7%増の143万7,396台で、2017年に引き続き過去最高を更新した(表参照)。

表 乗用車の国内生産、販売、輸出台数

うち、フォルクスワーゲン(VW)グループのシュコダ・オートの生産台数は88万6,103台で、過去最高記録を更新した。同社は、国内生産拠点の一貫した近代化や拡大の成果と評価している。

シュコダ・オートは2025年までに、20億ユーロを投じて電気自動車(EV)の開発に当たる。2019年はプラグイン・ハイブリッド、および既存モデルの完全電気自動車(EV)生産を、そして2020年には新しいEVモデルの生産を開始する予定だ。

また、カテゴリー「ミニ」に属するモデルのみを製造するトヨタ・プジョー・シトロエン・オートモビル・チェコ(TPCA)は生産台数が前年比6.0%増の21万993台となり、堅調な製造を続けている。トヨタ自動車は2018年11月、TPCAを2021年から欧州総括会社トヨタ・モーター・ヨーロッパ(TME)の完全子会社とする旨を発表したが、今後も小型乗用車生産を継続する予定だ(2018年12月5日記事参照)。

一方、現代チェコの生産台数は34万300台で、前年比4.6%減だった。生産減の最大の要因は、同社第2の輸出先である英国向け輸出台数が、同国のEU離脱(ブレグジット)問題の影響で12.2%減と大幅に落ち込んだことにある。2019年もブレグジットや内燃エンジン車の販売規制などにより、主要欧州市場での売り上げ低迷あるいは減少が予想されることから、同社は生産計画数を31万8,000台に設定している。

チェコ乗用車生産台数は、2018年まで5年連続で拡大したが、自動車工業会のボフダン・ボイナル会長は、自動車産業の成長が限界に達したため、2019年の生産台数が2018年を超えることはない、と予測している。特に、自動車メーカーが労働力不足により、経済的潜在力をフルに利用できていない点に言及し、「各社はロボット技術や自動化に投資せざるを得ないが、その成果が表れるまでには時間を要する」と指摘した。

(中川圭子)

(チェコ)

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