2018年の貿易、輸出が初の6,000億ドル超え
(韓国)
ソウル発
2019年01月28日
韓国貿易協会は1月18日、2018年通年の輸出入統計を発表した。それによると、輸出は前年比5.5%増の6,051億6,900万ドルと史上初めて6,000億ドルを突破、輸入は11.8%増の5,351億7,200万ドルだった。貿易収支は前年に比べて減少したものの、699億9,700万ドルの黒字を確保した。
輸出を品目別(韓国独自コードのMTI3桁ベース)にみると、半導体、石油製品、合成樹脂、コンピュータが前年比2桁増だった(表1参照)。
輸出を地域別でみると、アジア、北米、欧州が前年より増加した(表2参照)。特に、アジアでは中国、香港、日本が2桁増となった。日本向けは、石油製品、精密化学原料、合成樹脂などが増加した。
他方、輸入を品目別でみると、原油が前年比34.8%増、天然ガスが48.6%増、石炭が9.9%増となるなど、エネルギーなど原材料の輸入の好調さが目立った(表3参照)。
輸入を地域別でみると、全ての地域が増加した(表4参照)。なお国別で、日本は半導体、プラスチック製品などが落ち込み、前年比0.9%減と微減だった。
〔諸一(ジェ・イル)〕
(韓国)
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