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ニューヨークで小売りの展示会「リテールズ・ビッグ・ショー」開催

(米国)

ニューヨーク発

2019年01月28日

全米小売業協会(NRF)が主催する、米国最大規模の国際小売り展示会「リテールズ・ビッグ・ショー2019」が、1月13~15日にニューヨーク市内のジェイコブ・ジャビッツ・コンベンションセンターで開催された。1911年から毎年開催される同展示会の歴史は長く、今回で108回目を迎えた。主催者によると、今回の参加者は約3万8,000人、出展企業は700社を超え、2018年を上回った(2018年3月30日記事参照)。会場では、インターネットやモバイル機器を活用した、小売業者と消費者向けの最先端のテクノロジーが披露されたほか、小売業界の専門家が業界の現状や今後の課題について議論するシンポジウムも開催された。

写真 会場内に設置された出展ブースの様子(ジェトロ撮影)

会場内に設置された出展ブースの様子(ジェトロ撮影)

展示会では、「イノベーション・ラボ」と呼ばれる体験型スペースが設けられ、人工知能(AI)などの最先端技術やテクノロジーを活用したスタートアップなど、前年の2倍超の53社が出展した。

例えば、ケイパー(本社:ニューヨーク市)は、レジの行列をなくすことを目指した次世代のショッピングカートを販売する。買い物客が手に取った商品を、カートに内蔵されたセンサーにかざすと、画像認識技術によって商品が認識され、商品価格や関連商品が画面上に表示される。重量センサーにより、野菜や果物の重量を認識して商品価格が自動計算される。また、カート上に付いているクレジットカード決済端末で支払いが完了する。

AWMスマートシェルフ(本社:カリフォルニア州アリソ・ビエホ市)は、買い物客の購買行動を分析し、在庫管理などの効率化にもつなげるプラットフォームを販売する。商品の値段やプロモーションを表示する棚型デジタルサイネージに画像認識技術を備えたカメラが連携されていて、記録したデータを解析する。小売業者は買い物客の特徴や店内での行動パターンを把握することを通じて、消費者の好みをより詳細に分析することができる。また、棚にある商品状態をリアルタイムでモニターすることができるようになるため、在庫管理の効率化にもつながる。

写真 ケイパーの出展ブース(左)、AWMスマートシェルフの出展ブース(右)(ジェトロ撮影)

ケイパーの出展ブース(左)、AWMスマートシェルフの出展ブース(右)(ジェトロ撮影)

(樫葉さくら)

(米国)

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