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10月の失業率はEU、ユーロ圏ともに横ばい

(EU、ユーロ圏)

ブリュッセル発

2018年12月07日

EU統計局外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます(ユーロスタット)の11月30日の発表によると、2018年10月のEU28カ国全体の失業率(季節調整済み)は、前月から横ばいで6.7%となった(表参照)。ユーロ圏19カ国の失業率も前月から横ばいで8.1%だった。失業者数を前月比でみると、EU全体で4,000人の減少となったものの、ユーロ圏では1万2,000人増加した。

表 EUおよび加盟国の失業率

イタリアなど6カ国で失業率が上昇

10月の失業率を国別でみると、チェコが2.2%と最も低く、スペインが14.8%と最も高くなった(ただし、10月のデータが未発表のギリシャは8月時点で18.9%)。

失業率が前月比で0.2ポイント以上改善した国は、リトアニア(6.6%→6.3%)のみだった。

一方、失業率が前月よりも悪化した国は、0.3ポイント上昇したイタリア(10.3%→10.6%)および、0.1ポイント上昇したキプロス(8.4%→8.5%)、オーストリア(5.0%→5.1%)、ポルトガル(6.6%→6.7%)、ブルガリア(5.3%→5.4%)、ルーマニア(3.9%→4.0%)の計6カ国だった。イタリアは、2カ月連続で0.2ポイント以上も失業率が上昇した。

2018年10月のEU28カ国全体の若年層の失業者数は346万8,000人となった。このうち、250万3,000人がユーロ圏19カ国の失業者だった。若年層の失業者数は、前月からEU全体で3万4,000人、ユーロ圏で3万2,000人の増加となった。

国別にみると、フランス(63万9,000人、若年層失業率:21.5%)、スペイン(54万人、34.9%)、イタリア(49万7,000人、32.5%)が引き続き大部分を占めた(なお、最新データが未発表の英国は8月時点で45万8,000人、10.9%)。フランス、スペイン、イタリアでは、8月から継続して若年層の失業者数が増加している。

若年層失業率を国別にみると、最も低いのは5.2%のチェコで、最も高いのは、34.9%のスペインだった(ただし、最新データ未発表のギリシャは8月時点で36.8%)。

(大中登紀子)

(EU、ユーロ圏)

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