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三重県産活カキ、日本で初のシンガポール向け輸出解禁

(シンガポール)

シンガポール発

2018年12月27日

三重県は12月15日、シンガポール農産品・獣医庁(AVA)から三重県産(注1)活カキのシンガポール向け輸出が承認されたと発表した。同国向けの活カキ輸出承認は日本初となる。

シンガポールへ活カキを輸出するためには、管轄官庁のAVAが策定した「貝類衛生プログラム基準」を満たす必要がある。2018年11月末時点で、許可を受けた実績があるのは、オーストラリア、カナダ、フランス、アイルランド、オランダ、ニュージーランド、英国、米国の8カ国のみだった。同基準は、養殖海域の水質検査や養殖海域での監視・検査体制、食中毒に起因する細菌が検出された際の危害防止計画などが含まれ、同基準の全事項を満たす衛生管理プログラムを作成し、承認されなければならない。

三重県は2018年6月、同県が作成した衛生管理プログラムを水産庁に提出、その後、両国間政府による2国間協議が進められていた。鈴木英敬・三重県知事が11月にAVAを訪問した際、シンガポールの食品安全基準を満たしていることを証明する衛生証明書を除く、衛生管理プログラムの全事項が承認されたことが伝えられた。12月14日には、日本の水産庁より、AVAから12月12日付で残る衛生証明書の承認連絡があったとの通知を受けた。これにより、輸出が解禁された。

三重県によると、今後は、活カキ輸出に向け、これまでに商談などを行ったシンガポールのバイヤーらへ積極的に売り込むとしている。また、2019年2月に同国で開催予定の「日本産水産物輸出商談会inシンガポール」(注2)に同県内のカキ事業者3社が参加を予定しており、今シーズン中の輸出開始を目指すとした。

(注1)輸出が可能なのは、鳥羽市、志摩市、南伊勢町の許可を受けた漁場。他の市町でも、要望があれば対象を拡大する予定。

(注2)ジェトロなどが主催する水産専門商談会で、レストラン関係者、輸入卸売業者など幅広くバイヤーを招致し、日系小売店・飲食店のみならず、非日本食市場も主要ターゲットとする。

(源卓也)

(シンガポール)

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