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第3四半期の鉱工業生産指数は前年同期比1.2%増

(ブラジル)

サンパウロ発

2018年11月12日

ブラジル地理統計院(IBGE)の11月1日付発表によれば、2018年第3四半期の鉱工業生産指数は前年同期比1.2%増となった。第1四半期からの推移をみると、伸び率は低下している(表参照)。財別にみると、資本財が6.8%増、耐久消費財が7.1%増と比較的高い伸び率を維持しているものの、2018年前半の実績に比べると低下、中間財は0.7%増、半耐久・非耐久消費財は0.2%減だった。IBGEでは、景気回復の遅れに加えて大統領選挙前の不安定な政治情勢も影響したとみている。

表 鉱工業生産指数の四半期別前年同期比推移

第3四半期について財別の細目をみると、耐久消費財の中でも自動車は14.7%増も第2四半期に比べ減速、家電製品は7.0%減となった。全国自動車製造業者協会(Anfavea)によれば、2018年1~9月期の自動車の国内販売(新車登録ベース)は前年同期比14.0%増(184万6,225台)で推移したが、輸出が8.0%減(52万4,289台)となった。主要輸出先のアルゼンチン経済の混乱が響いたとみられる。なお、家電製品のマイナスは主に映像機器分野の落ち込みで、ロシアで開催されたFIFAワールドカップに伴うテレビ売り上げ増の反動減とみられる。

第3四半期は資本財の中でも産業用で減速している一方、農業用は前年同期比8.1%増と、第1四半期の1.3%減、第2四半期の0.7%減から持ち直した。中間財でも農薬が15.7%増と、第1四半期の12.6%増、第2四半期の9.3%増を上回る伸び率を示しており、農業向け品目が健闘している。IBGEの9月時点の農業生産調査によれば、主要農産物のトウモロコシは2018年に大幅な減産が見込まれる一方、大豆は前年比2.0%増の1億1,700万トンの生産が見込まれる。またコーヒー(アラビカ種)も23.4%増の258万トンを見込んでいる。

(二宮康史)

(ブラジル)

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