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来場者は4万5,000人に、世界最大のフィンテック・イベント

(シンガポール)

シンガポール発

2018年11月28日

シンガポール通貨金融庁(MAS、中央銀行に相当)は11月19日、同月12~16日に開催したフィンテック分野の国際会議や展示からなるイベント「第3回フィンテック・フェスティバル」の来場者が、世界約130カ国から約4万5,000人と、2017年の3万人を上回ったと発表した。同フェスティバルは2016年からMASが毎年開催しており、フィンテックに特化したイベントとしては世界最大のイベントだ。

写真 各国からの入場者でにぎわうフィンテック・フェスティバルの展示会場(ジェトロ撮影)

各国からの入場者でにぎわうフィンテック・フェスティバルの展示会場(ジェトロ撮影)

銀行口座を持たない人にフィンテックを活用したサービス開発へ

今回のフィンテック・フェスティバルで焦点の1つとなったのは前年と同様、ASEANを中心にアジアの銀行口座を持たない人々へのフィンテックを活用した「金融包摂(ファイナンシャル・インクルージョン)」の試み。前年のフェスティバルで発足した「ASEAN金融イノベーション・ネットワーク(AFIN、注)」は11月14日、インドのナレンドラ・モディ首相とシンガポールのターマン・シャンムガラトナム副首相の立ち合いの下、国境を越え金融機関とフィンテックが協業できるマーケットプレイス「APIエクスチェンジ(APIX)」の正式開始を発表した。MASによると、世界で銀行口座を持たない成人は約17億人で、この3分の1が中国、インド、パキスタン、インドネシアの人々で占める。APIXはこうした金融サービスの恩恵を享受できない人々へのソリューションを開発するプラットフォームとなることを目指している。

ジェトロのパビリオン、日本のフィンテック関連企業12社が出展

一方、展示会には16カ国の代表がパビリオンを設置した。このうち、ジェトロが設置したジャパンパビリオンには、コモニー(電子チケット)、ドレミング(給与計算・勤怠管理)、ガルフネット(情報処理)、モノコトデザイン(IoT、ブロックチェーン技術のシステム開発)、ニューロネット(ビデオ通信を含む映像、音声の通信システム)、ファントムエーアイ(株価・ビットコイン予測)、ポケビット(仮想通貨ウォレット)、SBIリップル・アジア(フィンテック技術の規格・運用)、ソラミツ(ブロックチェーン技術活用のサービス)、トライデントアーツ(ブロックチェーン活用サービス)、ユーザベース(情報サービス)、ウィキルック(ソーシャルネットワーク)の12社が出展した。

(注)「ASEAN金融イノベーション・ネットワーク(AFIN)」は、MAS、国際金融公社(IFC)とASEAN銀行協会が2017年11月に発足させたイニシアチブ。詳細は2017年12月4日記事参照

(本田智津絵)

(シンガポール)

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