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イノベーション創出に向けた政府の取り組みが加速

(ウズベキスタン)

タシケント発

2018年09月28日

ウズベキスタンのイノベーション創出に向けた取り組みが加速している。今般、政府はスタートアップ企業を対象に、投資家が事業資金の30%以上を負担することを条件に「イノベーション技術と革新的アイデア支援基金」から無償もしくは無利子の融資を行うと発表した(閣僚会議決定第721号「さらなるイノベーション活動支援のための施策について」2018年9月11日付)。

「イノベーション技術と革新的アイデア支援基金」は2017年11月に創設された。融資の原資には、2018年度は500億スム(約625万ドル、1ドル=約8,000スム)の国家予算に加え、公社や大規模国営企業の利益10%の拠出による「イノベーション活動支援基金(2018年1月創設)から0.1%を充当する(大統領令PP-3698号、2018年5月7日付)。

閣僚会議決定第721号では、イノベーション活動をさらに支援するため、イノベーション発展省に対し、テクノパーク「ヤシナバード」(2017年6月にタシケント市東部に創設)において、国家投資委員会や商工会議所など関係機関と協力して、次のような事業を2カ月以内(2018年11月上旬まで)に実施するよう規定している。

  • 科学的・先進的研究プロジェクトの商業化を支援するビジネスインキュベーターを組織すること。
  • 科学研究所、デザインオフィス、コンサルティングやマーケティング機関、トレーニングセンター、その他の入居者向けサービス機関を設立するための、2018~2019年を期間としたロードマップを作成すること。

さらに、閣僚会議決定第721号では、イノベーション発展省付属先端技術センターの枠組みの中で、テクノパークで高い技術力を持つベンチャー企業向けに2~5年までの期間、ラボ機材や工場、オフィスを最低料率で貸し出す、テクノパークの入居者には2022年まで土地税、企業利潤税、資産税のほか、輸入機材などの輸入税を免除するなどの規定が盛り込まれている。

イノベーション発展省は2017年11月30日に設置された。政府は2018年を起業家および革新的な発想と技術の年と位置付けている。

(下社学)

(ウズベキスタン)

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