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大統領選挙の候補者が正式決定、キャンペーンが開始

(インドネシア)

ジャカルタ発

2018年09月25日

2019年4月に投開票されるインドネシア正副大統領選挙の候補者が9月20日、選挙管理委員会(KPU)の審査を経て、正式に決定した。現職のジョコ・ウィドド氏(57歳)と最大野党党首のプラボウォ・スビアント氏(67歳)の立候補が確定した。

前回の大統領選と同じ構図に

インドネシアでは、正副大統領がペアで立候補する仕組みとなっている。現職のジョコ氏は、イスラム層の取り込みを強化する狙いで、宗教指導者のマアルフ・アミン氏(75歳)を副大統領候補とした。他方、プラボウォ氏は、若手実業家で資金力のある前ジャカルタ特別州副知事のサンディアガ・ウノ氏(49歳)を副大統領候補に据えた。前大統領のユドヨノ氏は、長男のアグス氏(40歳)擁立を取りやめて、プラボウォ氏の支持に回った。

両大統領候補の直接対決は2014年の選挙に続いて2度目となる。前回の選挙戦では、「元国軍エリート」であるプラボウォ氏に対して、「庶民派」のニューリーダーのジョコ氏が幅広い支持を集め、約6ポイント差で勝利した。今回は世俗政党が中心となる現政権に対し、プラボウォ氏がイスラム関係者を使った政策批判を行うと予想されるが、ジョコ氏はマアルフ氏をパートナーとすることで批判をかわす構えだ。また、国民の平均年齢が約30歳と若く、ミレニアル層の支持獲得が重要となる中、ジョコ氏は選挙対策チーム長に若手実業家のエリック・トヒル氏(48歳)を据えた(2018年9月12日記事参照)。

ジョコ氏を擁立する政党連合は、現議席数の約6割を占めており、政党基盤ではジョコ氏が優勢だ。しかし、2018年の年始から通貨ルピアが下落局面にあるなど、経済面では逆風下の選挙戦となる。選挙キャンペーンは9月23日から開始された。

選挙管理委員会(KPU)などによると、インドネシア正副大統領選挙の主なスケジュールは次のとおり。

  • 2018年8月10日 正副大統領候補の登録締め切り
  • 2018年9月23日~2019年4月13日 選挙キャンペーン
  • 2019年4月17日 投票
  • 2019年10月20日 正副大統領の就任

(山城武伸)

(インドネシア)

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