スマート農業フォーラムも無錫で開く
(中国)
上海発
2018年09月26日
江蘇省無錫市で9月14日、スマート農業フォーラムが開催された。同フォーラムは、9月15~18日に同市で開催された展示会「2018世界物連網(IoT)博覧会」(2018年9月26日記事参照)の関連イベントとして行われた。
同フォーラムには、中国共産党無錫市委員会の徐劼副書記、無錫市人民政府の蒋敏副市長、無錫市錫山区人民政府の王維区長、江蘇省農業委員会の李俊超巡視員、中国電子企業協会の金光涛会長らが参加した。日本からは、ベジタリアの小池聡代表取締役がパネルディスカッションに参加したほか、オムロンの丸山和則イノベーション推進本部アグリオートメーション事業推進室長が基調講演を行った。
オムロンの丸山室長は講演で、オムロンは日本の農業ベンチャー企業オーガニックnico、中国企業アグリフロントと連携し、無錫市内でスマート農業を実証していると紹介した。農場では、自動的に日照量、温湿度、二酸化炭素(CO2)量、土壌水分・養分などを計測して作物ごとの成長に適した条件を判断し、窓の開閉、太陽光の遮蔽(しゃへい)、灌水(かんすい)、CO2管理などを行うことにより、作物の潜在的な能力を最大限に発揮できるようになっている。それにより、作物の糖度など品質が向上し、収穫量も安定的に拡大することができるため、農業初心者でも農業に参入することが可能となり、農業の担い手不足の解消が期待される。今後、同社は人工知能(AI)で市況などのビッグデータを活用し、最も適した出荷時期に合わせた生産指示が行われるようなシステム開発も目指していると述べた。
(内田剛)
(中国)
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