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台風22号、香港とマカオで交通混乱

(香港、マカオ)

香港発

2018年09月20日

9月16日未明から同日午後にかけて、大型で猛烈な勢力の台風「山竹(台風22号)」が香港とマカオに接近した。台風接近当日の16日は、香港国際空港を発着するフライト計889便が欠航し、香港市内の交通機関も全面的にストップした。

台風通過後の9月17日も、香港市内のバスは一部を除き、ほとんどの路線が運休。香港国際空港では、振り替え便の運航に伴い大きな混雑が生じた。香港鉄路(MTR)は、東鉄線の一部区間などを除いて通常運行を実施したが、東鉄線の駅では列車を待つ乗客で混雑した。

香港特別行政区政府は9月17日、当該台風の影響により394人が病院に搬送され、このうち175人が入院し、2人が重体となったほか、台風による高潮の影響で、香港島の杏花邨、ランタオ島の大澳、新界東部の将軍澳など、各地で浸水被害が生じたと発表した。また、強風の影響により、数カ所のオフィスビルなどで窓ガラスが割れるなどの被害が生じた。

マカオでは約2万世帯が停電となり、主に北部のマカオ半島の海抜の低い地域を中心に浸水被害が発生した。9月16日は、市内の公共交通機関がストップし、マカオと香港および中国・広東省の各都市を結ぶ高速フェリーや、マカオ国際空港を発着するフライト計191便が欠航となった。マカオと広東省珠海市を結ぶ陸路に設置されたイミグレーション施設も閉鎖された。

マカオ特別行政区政府・衛生局は9月17日、今回の台風により、マカオ域内では40人が病院に搬送され、うち1人は骨折、10人は中程度の負傷、その他29人は軽傷を負ったと発表した。ただし、2017年8月にマカオで死者10人、負傷者240人を出した台風「ハト(台風13号)」時の被害に比べると、人的被害は最小限にとどまった。

ジェトロ香港のヒアリングによれば、在マカオの日系企業では、前年の台風来襲時の経験を踏まえ、事前に対策を講じたこともあり、大きな被害は生じていないようだ。

(吉田和仁)

(香港、マカオ)

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