ピーターズ首相代行、麻生副総理とオークランドで会談

ウィンストン・ピータ―ズ首相代行は、7月24日にニュージーランドを訪問した麻生太郎副総理兼財務相とオークランドで会談を行った。麻生副総理は、7月21～22日にアルゼンチン・ブエノスアイレスで開催されたG20財務相・中央銀行総裁会合に出席後、オークランドを訪問した。ニュージーランド政府によると、今回の麻生副総理の訪問は、2018年5月にピーターズ首相代行が副首相兼外相として訪日した際の招待に応じたものだ。

ピーターズ首相代行は「ニュージーランドと日本は包括的および先進的な環太平洋パートナーシップ協定（CPTPP、いわゆるTPP11）、APEC、東アジアサミットなど、貿易や地域問題で非常に親密なパートナーだ。両国は、オープンで安定したルールに基づく地域秩序へのコミットメントを共有している」と述べた。その上で、「日本はニュージーランドにとって、アジア太平洋地域における重要なパートナーであり、今回、日本のリーダーの1人と時間を共にし、新たなレベルに関係を高めることができた」と会談の意義を強調した。

（奥貴史）