2019年から付加価値税20%への引き上げ決定

(ロシア)

欧州ロシアCIS課

2018年08月06日

プーチン大統領は8月3日、2019年1月1日から付加価値税(日本の消費税に相当)の税率を20%に引き上げる連邦法に署名した。

署名したのは連邦法第303号FZ(2018年8月3日付)「税と徴収に関するロシア連邦の個別の立法活動の変更について」。現行の18%から2ポイント引き上げられるが、10%の低減税率に指定されている食料品、医薬品、子供向け用品などについては変更ない。

付加価値税率の引き上げは、プーチン大統領が5月7日に発表した2024年までの政策目標(2018年5月8日記事参照)を達成するための財源として不可欠とされ、6月14日に連邦政府が20%に引き上げの方針を発表(2018年6月15日記事参照)、議会で審議されていた(2018年7月13日記事参照)。

(高橋淳)

(ロシア)

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