米国シェイクシャックがマニラで東南アジア初出店へ

(フィリピン)

マニラ発

2018年07月25日

高級小売企業のSSIグループは7月18日、米国のハンバーガーチェーンのシェイクシャックとの間でライセンス契約を締結し、2019年初に東南アジア1号店をマニラ首都圏に開業すると発表した。SSIグループはフィリピンでグッチ、ザラ、マークス・アンド・スペンサー、無印良品などを展開する実績を有している。

シェイクシャックは米国ニューヨークに本社を置くハンバーガーチェーン。日本では10店舗を展開し、その他アジア地域では中国に1店舗、韓国に7店舗展開している。フィリピンでは、地場のハンバーガーチェーンであるジョリビーが1,028店舗を展開して最も店舗数が多く、2位のマクドナルド(572店舗)を大きく引き離している。

コメや甘い味付けを好むフィリピン人の好みに合わせて、バナナケチャップを使用した甘いスパゲティやご飯を提供するファストフード店が多いフィリピンにおいて、シェイクシャックがどのようなメニューやサービスを提供するか注目される。

(坂田和仁)

(フィリピン)

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