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2018年上半期の貿易黒字は約300億ドルに

(ブラジル)

サンパウロ発

2018年07月12日

商工サービス省(MDIC)が7月3日に発表した2018年上半期の貿易統計によると、輸出額は1,137億1,200万ドル、輸入額は837億7,900万ドルで、299億3,300万ドルの貿易黒字となった(表1参照)。貿易額は前年同期比10.2%増加し、輸出額も5.6%、輸入額も17.2%増加した。

5月にはトラック輸送業界のストライキにより国内交通や物流に支障が生じたことで経済活動への影響が懸念されたが、MDICのアブラン・ネット貿易局長は「6月の第1週から第2週にかけての輸出額は36%減少したとみられものの、第3週以降は回復している。輸入も6月2週目以降は回復している」と述べ、貿易への影響は限定的だったことを強調した(「グローボ」紙7月3日)。

表1 ブラジルの上半期貿易収支(通関ベース)

輸出を主要品目別にみると、一次産品、半製品、工業製品はいずれも前年同期比で増加した(表2参照)。特に輸出の5割弱を占める一次産品は、大豆油かす(22.7%増)、大豆(10.6%増)、原油(9.4%増)がいずれも金額ベースで増加した。数量ベースでは、大豆(5.2%増)、大豆油かす(12・6%増)が伸びている。大豆は、天候に恵まれるなど記録的な生産量の影響によるもの。

表2 ブラジルの主要品目別輸出(通関ベース)

輸入は、主要品目である資本財(53.4%増)、中間財(10.3%増)、消費財(16.5%増)が全て増加した(表3参照)。MDICは「貿易黒字が前年同期比で減少したのは輸入増による影響が大きい」と分析しており、「特に産業用機械装置を中心とする資本財の輸入増は国内経済の回復によるもの」と述べている。

表3 ブラジルの主要品目別輸入(通関ベース)

(辻本希世)

(ブラジル)

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