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2018年のGDP成長率を2.9%に下方修正も好調が続くと予測

(オランダ)

アムステルダム発

2018年06月25日

オランダ経済分析局(CPB)は6月19日に、短期経済予測を発表した。2018年の実質GDP成長率は2.9%と、3月の予測3.2%を下方修正し、経済のピークは過ぎた可能性があるとしつつも、引き続き好調な経済が続くとみている。特に家計消費支出の伸びが3.1%と、2017年の1.9%を大きく上回るとともに、資本形成(在庫の増減を含む)の5.6%(2017年4.8%)や政府支出3.1%(1.1%)も拡大し、国内需要が景気を牽引するとしている(表参照)。また、輸出の伸びは2017年の6.1%から4.3%へ減速する一方、輸入は好調な国内経済を受けて5.4%と輸出を上回ることから、経常収支黒字額のGDP比は2017年の10.2%から9.5%へ低下するとしている。

表 短期経済予測の主な指標

失業率は、2017年の4.9%から2018年は3.8%、2019年には3.4%へ低下し、民間部門の労働契約賃金の上昇率は2018年で2.1%、2019年も3.1%と、労働生産性(民間部門)の伸び1.0%、1.3%を上回ると予測している。

好調な経済を受けて、財政収支のGDP比は、2018年0.6%、2019年は0.9%の黒字となる一方で、民間貯蓄率は可処分所得比で2018年、2019年とも0.6%のマイナスを予測している。

CPBでは、オランダ経済への懸念材料として、イタリアの政治状況や英国のEU離脱、米国との貿易対立を挙げ、影響を与え得るとしている。

(岡田茂樹)

(オランダ)

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