5月の新車販売、年率換算台数は前年実績を下回る1,691万台

(米国)

ニューヨーク発

2018年06月07日

モーターインテリジェンスの発表(6月1日、注)によると、5月の新車販売の年率換算台数(季節調整済み)は1,691万台となり、前年実績の1,723万台を下回る結果となった。

主要メーカー別〔ゼネラルモーターズ(GM)を除く〕に新車販売台数をみると、トヨタ(前年同月比1.3%減)、日産(4.1%減)を除く全てのメーカーで増加した(表参照)。中でも、フィアットクライスラー・オートモービルズ(FCA)は11.0%増、現代は10.1%増と2桁の伸びとなった。

表 2018年5月のメーカー別新車販売台数(季節調整前)

(注)GMが4月分から月ごとの販売台数の公表を取りやめたことから、各社の販売台数を取りまとめていたモーターインテリジェンスは、月次では販売台数の発表を見合わせ、年率換算台数のみを公表することとした。これに伴い、今後ジェトロのビジネス短信では、年率換算台数とGMを除く主要メーカーの販売台数を月次で報告する。

(大原典子)

(米国)

ビジネス短信 61fb184067899216