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5月の乗用車販売は前年同月比2割の伸び

(インド)

ベンガルール発

2018年06月29日

インド自動車工業会(SIAM)は5月の新車販売台数を発表した。一般乗用車が前年同月比19.6%増の19万9,479台と2018年で初めて2桁の伸びを記録し、多目的車(UV)も17.5%増の8万2,086台と2桁の伸びを維持した。UV、バンを含む乗用車全体の販売台数は19.7%増の30万1,238台だった。SIAMは「物品・サービス税(GST)導入前の2017年4~6月に自動車の税率が下がることを期待して買い控えが起きたことの反動と各メーカーによる相次ぐ新型モデルの投入で、一般乗用車の伸びが加速した」とみている。

メーカー別の乗用車販売は、首位のマルチ・スズキが前年同月比25.4%増の11万9,151台と好調を維持した。「セレリオ」「イグニス」「ディザイア」など主力の小型車が販売台数の約6割を占め、引き続き乗用車全体の販売に大きく寄与した。2位の現代は0.9%増の3万3,835台とほぼ横ばいだった。ホンダは5月にモデルチェンジした新型セダン「アメイズ」の好調な売れ行きを背景に、77.3%増の1万3,415台となり、タタ・モーターズを抜いて3位となった。

二輪車部門は、スクーターの販売台数が前年同月比1.4%減の55万5,467台にとどまり、2017年1月以来、16カ月ぶりのマイナスとなった。一方、農村部での需要を中心にオートバイは15.2%増の122万1,559台となり、2桁増を維持している。メーカー別のスクーター販売は、首位のホンダが2.1%減の32万7,167台、ヒーローが在庫不足の影響で21.5%減の5万5,398台とそれぞれ減少した。TVSモーターは8.9%増の9万737台と好調を維持している。メーカー別のオートバイ販売は、首位のヒーローが前年同月比17.5%増の63万7,203台、2位のホンダが8.9%増の19万1,920台、3位のバジャージが23.0%増の19万2,543台だった。二輪車全体の販売台数は9.2%増の185万93台だった。

なお、三輪車(前年同月比52.0%増、5万4,809台)を含む自動車全体の5月の販売は、12.7%増の228万2,618台だった。SIAMは今後の見通しについて、「燃料価格の高騰など消費者の購買意欲をそぐ懸念材料はあるものの、インド経済全般の好調な状況を背景に、各セグメントとも販売が順調に伸びていく」との見方を示した。

(ディーパック・アナンド)

(インド)

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