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オハイオ州、州内全ての公道で自動運転車試験走行を許可

(米国)

シカゴ発

2018年05月17日

オハイオ州のジョン・ケーシック知事は5月9日、州内の高速道路を含む全ての公道における自動運転車のテスト走行を可能とする州知事命令に署名した。自動車技術者協会(SAE)が定義する自動化レベルの5段階基準で、レベル3からレベル5に当たる自動運転車が対象となる(レベルについては、2018年2月21日記事参照)。

ケーシック州知事は会見で、過去にライト兄弟がオハイオ州内の平原で飛行試験を行ったことを引き合いに出しつつ、「われわれは、いま一度、新時代の交通網を立ち上げる準備ができている。オハイオ州の気候と土地は変化に富んでおり、これらの新技術を試験するのに不可欠だ」と述べた。

テスト走行には、州が指定するウェブサイトでの事前登録や、基準を満たしたオペレーターによる監視が義務付けられている。なお、オペレーターは必ずしもテスト車両に乗車する必要はないが、その場合は事前にテストを実施する地域・ルート、オペレーターの情報を州に提供することが必要となる。

オハイオ州では以前からスマートシティー構想が進められており、オバマ政権下で2016年に実施された「スマートシティー・チャレンジ」ではオハイオ州・コロンバス市が優勝、米運輸省や企業スポンサーらから5,000万ドルの予算を獲得している。同州にはホンダの北米施設が集中しており、同社も本プロジェクトに協力している。またコロンバス市から北西80キロほどにあるイーストリバティーには、トランスポーテーション・リサーチ・センター(TRC)と呼ばれる自動運転車テストコースが設けられており、その広さは4,500エーカー(約18.2平方キロ)に及ぶ。このTRCとコロンバス市を結ぶルート33上にはスマートモビリティーコリドーと呼ばれる試験走行レーンが設けられており、道路とスマートカーの通信実験なども実施されている。

(河内章)

(米国)

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