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マレーシア総選挙、5月9日投票

(マレーシア)

クアラルンプール発

2018年04月10日

マレーシア選挙管理委員会(EC)は4月10日、第14回総選挙の公示日および投票日を発表した。公示日は4月28日、投票日は5月9日。マレーシアの選挙制度では、議会解散から60日以内に選挙を行うことが規定されている。4月7日にナジブ首相が連邦議会の解散を発表しており、解散から60日目に当たる6月6日は、断食月(注)に入るため、投票日は断食月が始まる前の5月上旬との見方が強まっていた。過去の投票日は週末に設定されることが多かったが、今回は1999年(第10回選挙)以来の平日実施ということになる。

与野党連合双方のマニフェスト出そろう

与党連合(BN)は4月7日、野党連合(PH)は3月8日にそれぞれマニフェストを発表した。BNは低所得者向けの給付金制度であるワン・マレーシア・ピープルズ・エイド(BR1M)の拡充、最低賃金の今後5年間での引き上げ〔1,500リンギ(約4万1,550円、リンギ、1リンギ=約27.7円)まで〕などを中心に14項目の公約を掲げた。他方、PHは物品・サービス税(GST)に代わる新たな付加価値税の導入など、新政権発足後100日以内に達成する10の公約および5年以内に達成する60超の公約(一部5年以上の長期にわたる公約を含む)を与党に先立ち発表した。

第14回総選挙は、ナジブ首相率いるBNとマハティール元首相が議長を務めるPHの対決が主な構図だが、マハティール元首相が所属するPHの構成政党の1つ「マレーシア統一プリブミ党(PPBM)」が4月5日、現政権から党活動に関する必要書類の未提出を理由に30日間の活動停止処分となった。そのため、マハティール元首相は同じくPHの構成政党である人民正義党(PKR)から立候補するとの報道もある(「ニュー・ストレーツ・タイムズ」紙4月5日)。

第14回総選挙では、連邦議会の下院(定数222)に加え、各州の州議会議員が選出される。2013年5月に実施された第13回総選挙では、与党連合が議席数で過半数を維持したが、得票率は野党を下回った(2017年7月7日記事参照)。

写真 プトラジャヤ市内に掲示された与党連合の青い旗(ジェトロ撮影)

(注)「断食」はイスラム教徒の義務の1つ。イスラム暦の9月が断食月に当たる。2018年は5月中旬から約1カ月間。

(田中麻理)

(マレーシア)

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