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2017年の貿易収支は31億4,400万ドルの黒字

(チリ)

サンティアゴ発

2018年04月17日


チリ中央銀行によると、2017年の貿易(通関ベース)は輸出(FOB)が前年比12.7%増の683億600万ドル、輸入(CIF)が10.8%増の651億6,200万ドルで、貿易収支は31億4,400万ドルの黒字となった。

品目別にみると、輸出の約半数を占める鉱産物は銅の国際価格高騰が影響し、前年比20.3%増と大幅に増加した(表1参照)。銅の主な輸出先は、中国(構成比41.8%)、日本(10.5%)、米国(9.4%)、韓国(8.2%)で、アジア向けが約7割を占めている。サーモンも前年比20.3%増と大きく伸びた。主な輸出先は米国(36.9%)、日本(16.9%)、ブラジル(14.0%)だった。ワインはバルクワインが24.7%増、ボトルワインは5.7%増となり、主な輸出先は中国(15.6%)、日本(10.3%)、米国(10.3%)で、中国企業によるチリワイナリー買収案件もあり、同国向け輸出が大きく伸びた。

表1 チリの主要品目別輸出(FOB)

輸入全体の48.4%を占める中間財はエネルギー製品が25.5%増の86億6,800万ドルだった(表2参照)。中でも石油が前年比37.9%増で、ブラジル(59.5%)、コロンビア(37.9%)からの輸入が大半を占めた。耐久消費財は2013年以来の80億ドル台を突破した。自動車は新車販売台数増を受け、29.6%増を記録した。その他の消費財ではアルゼンチンから牛肉の輸入が増加し、肉が21.4%増の12億3,000万ドルを記録した。資本財ではトラックおよび商用車(前年比27.5%増)、バス(26.4%増)が伸びた。銅価格の高騰に伴い、鉱業関連のトラックの需要が増加したことが理由に挙げられる。

表2 チリの主要品目別輸入(CIF)

輸出額を主要地域別に見ると、アジア向けが半分を占めている(表3参照)。国別では中国(構成比27.5%)、米国(14.4%)、日本(9.3%)の順で、日本は前年比22.4%増の63億3,000万ドルで主に銅鉱石、冷凍の太平洋さけが好調だった。インドは銅鉱石や化学木材パルプが増え、46.6%増となった。

輸入は米州が構成比44.2%で最大シェア、国別では中国(構成比23.9%)、米国(18.1%)、ブラジル(8.6%)の順であった。タイからは自動車等の輸入増加により33.1%増となった。コロンビア(46.0%増)からは歴青炭や自動車が増え、フランスは航空機の輸入が2016年比で大幅減となった。

表3 国・地域別貿易額

(岡戸美澪)

(チリ)

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