米国の日本産牛肉輸入、2018年の低関税枠を消化
(米国)
ニューヨーク発
2018年04月17日
米国国土安全保障省・関税国境警備局が4月16日に公表した資料(注)によると、米国における2018年の日本産牛肉の輸入量が4月10日、低関税が適用される関税割当枠の200トンを超えた。
牛肉輸入の関税割当枠は輸入相手国別に毎年設定されており、日本から輸入される牛肉には1キログラム当たり4.4セントの低関税が適用されるが、枠を超えた場合は26.4%の関税が適用される。
近年、米国における日本産牛肉の輸入量は増加傾向にあり、関税割当枠に達する時期は2016年に11月10日、2017年に6月16日と年々早まっていた。
(注)米国国土安全保障省・税関・国境取締局が公表している、年ごとの牛肉などの国別の関税枠の消化状況
(沼田茂仁)
(米国)
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