海南省へのビザなし渡航対象を59カ国に拡大

公安部は4月18日、海南省への観光を目的とするビザの免除に関する政策を発表した。主な内容は、（1）対象国の拡大（従来の26カ国から59カ国に拡大）、（2）滞在期間の延長（従来の15日間または21日間から30日間に延長）、（3）人数制限の緩和（従来どおり旅行会社を通じて申請する必要があるが、ツアーだけでなく個人も免除の対象）の3点。5月1日から施行される。

同政策を通じて、同省の観光業のさらなる開放、現地への海外観光客の増加、観光地としての国際的な知名度と影響力の向上を図る。また、民間航空会社や旅行会社の事業を促進することで、経済発展につなげる。

政策の詳細は公安部のウェブサイトで確認できる。

対象国は米国、マレーシア、タイ、韓国、フィリピン、インドネシア、ドイツ、英国、フランス、オーストリア、イタリア、ロシア、スイス、スウェーデン、スペイン、オランダ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、フィンランド、デンマーク、ノルウェー、ウクライナ、カザフスタン、日本、シンガポールの26カ国に、ベルギー、チェコ、エストニア、ギリシャ、ハンガリー、アイスランド、ラトビア、リトアニア、ルクセンブルク、マルタ、ポーランド、ポルトガル、スロバキア、スロベニア、アイルランド、キプロス、ブルガリア、ルーマニア、セルビア、クロアチア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、モンテネグロ、マケドニア、アルバニア、ブラジル、メキシコ、アルゼンチン、チリ、ブルネイ、アラブ首長国連邦、カタール、モナコ、ベラルーシを加えた計59カ国となる。

（黄冬瑩）