中国の「一帯一路」に欧州側は期待と懸念-ウィーン比較経済研究所の上席エコノミストに聞く-

(欧州、中・東欧、中国)

ブリュッセル発

2018年02月22日

中国政府の「一帯一路」構想は、欧州を終着点の1つと位置付け、ルート上の国・地域との経済関係強化を目指す。アジアからインド洋を経由し欧州に至る従来のコンテナ貨物の物流ネットワークを刷新するとの見方がある一方、国際社会での発言力強化を狙った政治目的にすぎないとする認識も併存する。欧州の有識者はどうみているのか。中国企業が関与する投資プロジェクトが存在感を示す中・東欧などの政治・経済情勢に詳しい、ウィーン比較経済研究所(WiiW)のペーター・ハブリック上席エコノミストに聞いた(2月1日)。

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