成長は2.3%に減速、カタルーニャ独立問題も影響-2018年の経済見通し-

(スペイン)

マドリード発

2018年01月11日

政府は2018年の実質GDP成長率を2.3%と予測している。景気と雇用はともに堅調であることに変わりはないが、消費ブームの一服で個人消費が鈍化する上、カタルーニャ州の独立問題による先行き不確実性が影響し、前年に比べて0.8ポイント減速する見込みだ。この問題で2018年の予算法成立も先延ばしとなっており、政治不安が景気の重荷となる懸念もある。

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